白鬚神社

『絵馬「子返しの図」』や『白鬚神社韋駄天の額』、『御正体(懸仏)』など様々な文化財が納められている柏原の白鬚神社。境内には白鬚神社以外にもいくつか神社があります。文化財の細かい説明の案内板まであるので助かります。

サルスベリ
のない手水舎の脇には鮮やかな色で咲くサルスベリの花がありました。手水鉢には『左三つ巴』の紋が入っていました。

木花咲耶姫
ん中は『木花咲耶姫(コノハナノサクヤビメ)』、右が『同行』、左は『天狗』と読める文字があります。


絵馬「子返しの図」
鬚神社の参道を行くと右手にこの神社が見えます。鳥居の右側にある案内板には『絵馬「子返しの図」』の説明があり、残・・・


扁額
番目に通る神社。扁額は腐食がかなり進んでいるので読みにくいですが、最初の2文字は『八坂』と読めます。

扁額の拡大
み難い扁額の拡大。やはり『八坂』は判読できても、それ以下の部分が読めません。八坂以外に3文字くらいは入りそうです。


神社内部
社内部では拝殿と本殿を繋ぐように橋が架けられている。本殿入口は施錠がされており、簡単には入れそうにありません。




由緒:当白鬚神社は柏原の総鎮守として、この地の歴史が始まってより、氏子の総意によってご創建をされた古社であり、地域氏子の「守り神」として今日に至りました。また日本人の「心の支え」としても「鎮守の森」は、現在の今日まで常に氏子皆様の「隆昌と安泰」とを祈り続け長い歴史を刻んで参りました。
 社会は、常に動きその進歩・発展をとどめることは不可能です。振り返るとき、平成天皇のご即位大営際と続いた御大典、伊勢神宮に於いては第六十一回式年遷宮の斎行、さらに日継ぎの皇太子・雅子妃のご成婚という、慶祝の数年でもありました。
 神社界ではこれを奉祝し、全国的に記念事業を展開しており当社でも永年の懸案であった社務所建築事業に着手し氏子を始め関係各位の暖かいご支援ご奉賛により、めでたく竣工落成の運びとなりましたことは誠に慶賀に耐えません。
 ここに記念碑を建立し、記念とします。※記念碑より転載
主祭神:猿田彦命(さるたひこのみこと)
例祭日:夏祭り『天王さま』7月15日に近い日曜日



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狭山市の有名神社:

参拝した中でお薦め
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仙波東照宮埼玉県川越市):日本三大東照宮の1つとも言われます。日光東照宮に比べれば規模は小さいが、なかなか立派です。