谷保天満宮

『やほ』ではなく『やぼ』と読む谷保天満宮。駅からも近く、広めの駐車場もあるので参拝しやすい。普通にある狛犬が国指定重要文化財。境内で最も低い位置に社殿があるので、表参道途中の稲荷社辺りから社殿を見下ろす事ができる。縁起をかついで牛の鼻は触っておいた方が良い。

三社
参道の途中にある淡島社、蒼守社、稲荷社が祀られている社。鈴が鈴緒の上ではなく、下に付いているという不思議な状態。

座牛
『悲しみに動かなくなった牛を表現したもの』だそうですが、うな垂れ具合がなんとなくうなずけます。


牛の鼻
を撫でると願いが叶うとか、幸せになれるとかで、とにかくつやつやピカピカです。ツノも何故か摩耗しています。


狛犬
殿に向って左側に在る狛犬。右側に在る狛犬も小狛犬を踏みつけているというか、従えています。

石灯籠
灯籠の前に設置された竹と縄がお神籤の縛る場所のようで、風に負けないようしっかり結ばなければなりません。


末社
殿裏には右端から稲荷神社、妙義神社、日吉神社、熊野神社、天照皇大神宮の末社が祭られています。


本殿の装飾
殿に施された装飾。かなり細かい加工がなされて、劣化具合も良い感じですが、少々見え難い色合いになっています。

梅林
内には立派な梅林があり、お茶等を販売している東屋もあるので梅の季節には花見も楽しめます。


庚申神社の御神燈
故か谷保天満宮には鶏が多数居ます。人に慣れているのか、かなり近づいても逃げないヤツもいます。




由緒:昌泰四年菅公太宰府に遷らせ給う所、第三子道武朝臣この地に配流され給う。 父君薨去の報に朝臣思慕の情に堪え給はず父君の尊容を刻み、天神島(現府中市本宿)に鎮座す。
養和元年十一月三日裔孫津戸三郎為守霊夢を蒙り現在の地に遷座す。天暦元年京都北野天満宮造営の折、勅使の下向ありて官社に列せられ、関左第一の天満宮と称せられ、明治十八年府社に列せられる。※表参道の案内より
祭神:菅原道眞公、菅原道武公
例祭日:九月二十三〜二十五日



ご近所神社:谷保・厳島神社|谷保・第六天神社|谷保・白山神社|青柳・青柳稲荷神社

国立市の有名神社:

参拝した中でお薦め
大國魂神社東京都府中市):東京五社の1社。例大祭のくらやみ祭りが有名で、毎年大勢の参拝者で賑わう。摂末社類が多くある。
石室神社静岡県南伊豆町):断崖絶壁に建立され、参拝するには上り坂を含め20分程歩かなければなりません。着いたら絶景です。
仙波東照宮埼玉県川越市):日本三大東照宮の1つとも言われます。日光東照宮に比べれば規模は小さいが、なかなか立派です。