飯守神社

神奈川県川崎市麻生区にある汁守神社と共に例大祭時に府中市にある大国魂神社へ御食を提供していたとされる飯守神社。『汁』と『飯』、あとは『菜』でもあればすばらしい組合せの完成です。

御神木?
居越しに見える立派な木は注連縄が巻かれていないので御神木という訳ではないかもしれませんが、御神木レベルです。鳥・・・

建築様式
が拝殿、右が本殿、両方を繋ぐ間が幣殿。真横から見るとよく分かります。本殿と拝殿は建築様式が異なります。


古札納所
も使われているか不明ですが、『古札納所』です。郵便物を投函するように納めればよさそうです。


庚申塔
段を上り切ると庚申塔が納められているはずの祠があります。何故か、ミカンと小銭が供えられているだけでした。

石造りの祠
ょっとした高台に突如ありました。石造りの祠のようですが、本当に気付き難い所にありました。


詩碑
二冨士幼稚園の園児の安全生育と生涯栄幸を祈願した詩碑だそうです。鳥居をくぐってすぐ左手にあります。




由緒:慶安三年(一六五〇)三月領主飯田次郎右衛門重家、観泉寺悩山門龍等によって遷宮され飯盛明神と称した。又鳥居下から古墳時代前期の祭祀用土器が出土し当地が昔からの神域であった事が窺われます。
 文化七年(一八一〇)遷座の後、新編武蔵風土記は『本社に覆屋あり』と述べております。
 以前から当社は、武蔵の総社『六社宮』(現大国魂神社)と関わりが深く、総社例大祭時の献饌之儀に御食を司って居たことから社名『いいもり』が起こったと伝えられます。
 明治四年飯守神社と改められ、大正二年境内末社が合祀され(境内東地区に跡地が残ります)昭和二十九年宗教法人となりました。
祭神:興津彦命(おきつひこのみこと)、保食神(うけもちのかみ)
例祭日:例祭・九月十八日、風祭・八月二十八日、
合祀社:神武天皇、神明社、諏訪神社、金毘羅大権現、秋葉大権現、道了大権現、八雲神社、八坂神社、日吉神社、東照宮
社殿等:本殿・柿葺き一間社流れ造り、覆殿・拝殿神明造り、鳥居・両部鳥居高さ九尺、境内・三〇〇一坪余



ご近所神社:広袴町・神明神社|大蔵町・春日神社|小野路町・小野神社|野津田町・野津田神社|能ケ谷・能ケ谷神社

町田市の有名神社:

参拝した中でお薦め
大國魂神社東京都府中市):東京五社の1社。例大祭のくらやみ祭りが有名で、毎年大勢の参拝者で賑わう。摂末社類が多くある。
石室神社静岡県南伊豆町):断崖絶壁に建立され、参拝するには上り坂を含め20分程歩かなければなりません。着いたら絶景です。
仙波東照宮埼玉県川越市):日本三大東照宮の1つとも言われます。日光東照宮に比べれば規模は小さいが、なかなか立派です。