白鳥神社

境内が緑の芝で覆われていて、立派な庭園や旅館に訪れたような印象を受ける川崎市麻生区の白鳥神社。管理された芝のおかげで境内右側に併設された社務所のような施設が宿泊施設のようにも見えてしまいます。

駐車場と公園
っすぐ進み、階段を上ると芝で覆われた境内です。階段手前の左側は駐車場、右側が公園になっています。

ノボリ旗
内に続く階段にノボリ旗が密集していました。ノボリ旗には企業の名前が連ねる中、個人名もありました。


蛇口タイプの手水鉢
口タイプの手水鉢。無人の神社に多く見られます。蛇口をひねる手を清める必要は無さそうです。


笑っている狛犬
の狛犬、絶対に笑っています。賽銭まで置かれています。賽銭まで置かれています。気持ちは分かります。

社務所?
館の離れのような佇まいです。社務所は他にあるようですが、新しく建てられた社務所でしょうか。


現存しない住所
から3番目の石柱には『東京銀座二丁目川岸通 山口勝蔵』と彫られています。現在は川岸通はないようです。




由緒:日本武尊は、景行天皇(九十年〜)の御子で御東征の帰路、弟橘比賣命を、お偲びになられ『吾妻はや』と言われた事に因み当神社の鎮座地を吾妻といった。白鳥神社の社名は、日本武尊の魂が大白鳥となって天翔けたという故事に依る。現在の白鳥の地名は、当白鳥神社から名づけられている。当神社は創立年代不詳。正徳四年(甲午一七一四年)九月吉辰、小机郷片平邑総鎮守白鳥大明神拝殿破朽したので五力田邑の功力を加えて再建され、片平村、五力田村の鎮守であった、天保十年(一八三九年)九月吉日、法橋佐脇主馬作の銘がある御神像(宝物)が奉安された
慶応元年(一八六五年)十一月社殿建替、明治四十四年一月三十一日片平村内の熊野神社・山王社・天神社等六社を合併合祀
翌年五月十七日五力田村の六所明神・諏訪社を合併合祀した。大正四年九月二十一日供進の村社に指定された。
昭和二年二月本殿及び覆殿を建替。昭和四十四年九月二十六日拝殿を亜鉛葺きとするなど修復しながら、地域の氏神様、鎮守様として人々の心豊かな生活の守り神として崇敬されてきています。※拝殿に掲げられた由緒を転載
祭神:日本武尊(やまとたけるのみこと)
併祭神:伊奘諾尊(いざなぎのみこと)、伊弉冉尊(いざなみのみこと)、天照大神(あまてらすおおみかみ)、木花開耶媛命(このはなさくやひめのみこと)・猿田彦命(さるたひこのみこと)・宇気母智命(うけもちのみこと)・宇賀魂命(うがのみたまのみこと)・大山咋命(おおやまくいのみこと)・建御名方命( たけみなかたのみこと)・菅原道真(すがわらみちざね)
例祭日:元旦祭・一月一日、例大祭・九月、七五三祭・十一月



ご近所神社:五力田・九郎明神社|高石・高石神社|白山・白山神社|白鳥・金神神社|細山・細山神明社|上麻生・月讀神社

川崎市麻生区の有名神社:

参拝した中でお薦め
大國魂神社東京都府中市):東京五社の1社。例大祭のくらやみ祭りが有名で、毎年大勢の参拝者で賑わう。摂末社類が多くある。
石室神社静岡県南伊豆町):断崖絶壁に建立され、参拝するには上り坂を含め20分程歩かなければなりません。着いたら絶景です。
仙波東照宮埼玉県川越市):日本三大東照宮の1つとも言われます。日光東照宮に比べれば規模は小さいが、なかなか立派です。