平成6年に再建されたようなので、新旧の鳥居と狛犬が混在している栗木御嶽神社。北西の鳥居から入ると古い鳥居と狛犬、南東の入口には新しくて大きい鳥居。駐車場も完備で参拝し易い神社です。車椅子でも参拝できるようです。
由緒:古来、栗木には日本武尊を祭神とする村社御嶽神社と素戔嗚尊を祭神とする無格社八雲神社があり、村の守護神として村民をはじめ近隣村々より尊崇を集めてきたが、両社の由緒創建はいずれも不詳である。
明治三十九年一村一社の勅令があり、大正八年九月の氏子総会の議によって、八雲神社境内地に両社を合祀し村社御嶽神社を奉祠した。爾来、七十有余年地域の鎮守として崇められ、護持されてきた。よってこの神社には二柱の神が祭祀され、開運、厄除け、縁結びの神として広く知られている。
時を経ること幾星霜、社殿の腐朽が進むなかにあって、折しも昭和六十二年、時代の要請により開始された栗木第二地区画整理事業に神社境内地が含まれるため、氏子総会を開き本殿社務所をはじめ諸施設の建設を決定した。直ちに神社建設委員会を発足し、仮社殿の建設や仮遷座祭、旧社殿の解体、建設資金の調達、奉賛金寄進の懇請、本殿社務所の設計発注等を行った。この間、区画整理事業による境内地の造成工事も進み、平成五年三月地鎮祭、同年十一月立柱祭、上棟祭、平成六年十一月遷座祭を執り行い、神社建設決定以来八年の歳月をかけた創建以来の大事業が竣工となり、ここに長年の氏子の悲願が達成された。
社名は地域の末永い平和と繁栄の御加護を願い栗木御嶽神社と号した。
これらの神社建設に際し御支援、御協力を賜った、氏子、崇敬者、工事関係者ならびに栗木第二土地区画整理組合に対し深甚なる謝意を表し、人々の敬神の念篤きことを顕表し後世に伝えるとともに、栗木御嶽神社の竣工を祈念し本碑を建立する。※碑より転載
祭神:日本武尊(やまとたけるのみこと)、素戔嗚尊(すさのおのみこと)
例祭日:七月十三日
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