由緒:慶安三年(一六五〇)三月領主飯田次郎右衛門重家、観泉寺悩山門龍等によって遷宮され飯盛明神と称した。又鳥居下から古墳時代前期の祭祀用土器が出土し当地が昔からの神域であった事が窺われます。
文化七年(一八一〇)遷座の後、新編武蔵風土記は『本社に覆屋あり』と述べております。
以前から当社は、武蔵の総社『六社宮』(現大国魂神社)と関わりが深く、総社例大祭時の献饌之儀に御食を司って居たことから社名『いいもり』が起こったと伝えられます。
明治四年飯守神社と改められ、大正二年境内末社が合祀され(境内東地区に跡地が残ります)昭和二十九年宗教法人となりました。
祭神:興津彦命(おきつひこのみこと)、保食神(うけもちのかみ)
例祭日:例祭・九月十八日、風祭・八月二十八日、
合祀社:神武天皇、神明社、諏訪神社、金毘羅大権現、秋葉大権現、道了大権現、八雲神社、八坂神社、日吉神社、東照宮
社殿等:本殿・柿葺き一間社流れ造り、覆殿・拝殿神明造り、鳥居・両部鳥居高さ九尺、境内・三〇〇一坪余
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