ボロボロながらなんとか役割を果たしている『青木葉天満宮入口』と書かれた案内柱から入り、途中に鳥居がある急で長い階段を上り終えた所の集会所の裏に青木葉天満宮(青木葉天満社)はある。案内によると『寛政期より二百年青木葉の守神としてこの地に鎮座する天満宮である』との事なのでかなり歴史ある社のようです。※寛政期:西暦1789〜1800年
由緒:菅原道真の霊を祭る。道真の神霊に天満天神の神号を賜ったことによるもので『瞋恚の焔天に満ちたり』託宣あり道真の怨霊が雷火と化して災禍をもたらしたと云う信仰がおこなわれ、天神と畏怖されたが時代とともに文道之大祖、風月之本主として広く尊信されるようになり天神信仰は全国的に流通して各地に多くの天満宮が建立された。
青木葉天満宮(青木葉天満社)は寛政六年東福寺住職隆相師が氏子と共に勧請したもので祭神像菅原道真公は江戸下谷池端、仲町御用佛師黒田高山の作銘がある。
明治四拾参年神佛合祀令により白山神社に合祀されていたが昭和参拾弐年以前の地に氏子の願望により覆屋、鳥居を再興したものであったが昭和伍拾九年区画整理事業の完結により現在地に戻ったが資材の少ないときの建築であったのと高所の為風雨による老朽化が進み、御神体を保持することが大変困難な状況となり昭和六拾年再建される。
寛政期より二百年青木葉の守神としてこの地に鎮座する天満宮である。
社には金比羅石宮を納め、左方にはもと別当坂にあった庚申塔、古きを伝える榊の御神木変り行く当地の守護神である。※天満宮由来
祭神:菅原道真
例祭日:
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