瘡守稲荷社

『記』によるとこの社には瘡守稲荷宮と正一位稲荷宮の二社が合祀されているそうです。境内の『記』には瘡守稲荷宮となっていますが、役所のウェブページや地図には瘡守稲荷社と記されています。

瘡守稲荷社の末社
り口にある『記』によると右から金毘羅宮祠、民話伝説の鶴を祀る祠、弁天祠となっています。

リンゴ
かなか良い表情をしています。ちなみに後ろに見えるサボテンのような物はこの狛犬の尻尾。


鳥居の影
ん中の赤い柱は鳥居の一部。地面に映った影を見ないと何だか分からないし、ただ邪魔な棒に成り下がります。



正一位稲荷宮
守稲荷宮と正一位稲荷宮。正一位は神階の最高位。格下げが無いので時間の経過と共に正一位になってしまいます。

稲荷社
の中には稲荷社と言うだけあって、実際はまだまだ多くのお狐さんが祀られていました。


金毘羅の木札
『記』の説明とは異なる祠に、金毘羅と記された木札が納まってます。どちらが本当の金毘羅宮祠か分かりません。




由緒:此の場所に祀られて居る 稲荷神社 地蔵尊 等は多摩ニュータウンの事業用地として昭和四十二年東京都に買収され四十七年四月現在の場所に移転合妃されたものである。
正面の社は 瘡守稲荷宮 と 正一位稲荷宮 二社の合妃されて居る社である瘡守稲荷宮の創建は元文五年三月(一七四〇)小泉清左エ門外二十二名の氏子により遷宮され 安政四年三月(一八五七)別々に祀られて居た二社を移転前の場所に合妃再建されたものである。 ・・・中略・・・
正面境内右側にある石造祠右より金比羅宮祠
民話伝説の鶴を祀る祠 願主田中氏
弁天祠年代不詳だが山王下五六六番地 地先より移転前の所に移したとの言伝えである
※境内入口の記より抜粋
祭神
例祭日



ご近所神社:中沢・落合中沢神明社|愛宕・下落合八坂神社|豊ケ丘・八幡神社|落合・白山神社|中沢・秋葉神社|落合・青木場天満宮

多摩市の有名神社:

参拝した中でお薦め
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仙波東照宮埼玉県川越市):日本三大東照宮の1つとも言われます。日光東照宮に比べれば規模は小さいが、なかなか立派です。